2006年01月26日
■ ゴムは薄いほうがイイ <56スピードスター登場>
主治医のガレージに1台356スピードスターがやってきた。遠くヨーロッパから。
昨秋に「スッゴイのを買った」と話は聞いていましたが・・・
実走11,000km フルオリジナル キタ━━(゜∀゜)━━ !!!
ビス1本に至るまでポルシェの工場を50年前に出たマンマ。
フルオリジナルが同じガレージに居るってのは、
ヒジョーにありがたい。2台並べて比べると、イロイロ判る。
参考書というか教科書というか、
答え見ながらテストやるような感じで 自分のクルマの作業も進む !! ハズ。(祈)
でも彼(彼女?)は どこも手を入れる必要がなく、
とっととナンバー付けて行ってしまうとの事。
アカン 今のうちに嘗め回さなくては。
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お昼休みを利用して見てきた。
356の赤なんだけど あんな色 はじめてみた。
アメリカからやって来るスピードスター(って言うかモトモトがスピードスターはアメリカ向けか)は、
どれもシャキーンとシャイニーで、エッジもカクカクとしていて
とても映えるんですけど、ヨーロッパからやってきたこの「フルオリジナル」は
どこもかしこも柔らかいんですよね。色も形も 見た目が。ウーン 巧く言えませんが。
まぁこのクルマのことはイツの日かイロンナところでレポートされるでしょうからココまでとして、
でも感触が柔らかくて驚いたのがゴム。
フロントフードのラバーなんてホント フニャフニャ。
そりゃこの方が締まりイイだろうなぁ。スゴイなぁポルシェ。
どこもかしこもチャンと「理由」があって存在してるんだなぁ、
って、オリジナルに接すると作った人の意図がよぉく判ります。
スエズ運河通ってきたのかなぁ・・・
なんだか懐かしくなって ゴソゴソ探してみたら、
前に乗っていた55クーペが陸揚げされた時の写真が出てきました。
どこでやられたのか、フロントフードを強引に閉められ、
哀れな姿で置かれていたのですが、立入禁止の保税区域なので直してやれなくって、可愛そうで泣きました。
でも到着した喜びもあり半分はニヤリと笑っていました。
笑い泣き。泣き笑い?
その顔は 港に一緒に行った嫁にはそうとうキモク思えたそうです(後日談)。

今日 もう1つオモロかったのが、
このスピードスターを観に みんな仕事を抜け出してゾロゾロやってきたのですが、
普段見たことのないスーツ姿で ナンカ笑えた。
向こうも笑ってたろうな。
2006年01月24日
■ リアシート
「スピードスターに乗って、家族みんなで出かけよう!!」
なーんて口説いて、半ば強引に買ったスピードスターなだけに、
なんとしてでも4人乗り登録をせねばマズイ訳でして・・・
あらゆる文献をあさってみたものの、
ポルシェ356スピードスターを4人乗り登録するノウハウなんてモンは見当たらず(あたりまえか)、
もう出たとこ勝負で行くかぁ! と、
手っ取り早く56クーペ乗りの友人から背もたれの部分を借りました。
これを取り付ければOK !! なんてほくそ笑んでいましたが、
アラ クーペとスピードスターじゃシャシ形状違うのね・・・
こうなったら1つシートを作るしかないのですが、
偶然とはいえ、この友人のシート、素材も色もそしてヤレ具合も、
ウチのスピードスターにピッタリ!!!

しかも ホーンの僅かな加工で取り付けられるだけに、
なぁーんとか、コレを生かせないかなぁ と、楽したい気持ちも手伝い、シート作りに踏み込めません・・・・

ステイ曲げちゃダメだよね アニキィ・・・
2006年01月23日
■ 放置プレイ <サイドウインドウ>
衝動買い度はイカほどであったかと言うと、
ポルシェ356スピードスターにはサイドウインドウがナイ !!
ってことを買ってから思い出すくらいのアホさ加減です。
気持ちイイくらいの潔さですが、
夏は暑い 冬は寒い 大雨も大雪も降る日本でスピードスターに乗る行為は、
マゾに近いものもあるのではないでしょうか・・・*(全国のSS乗りの皆サマ ゴメンナサイ)
屋根ナシで楽しむことを前提に作ったであろうクルマですから、
幌があること自体「邪道」なのかもしれませんが、
ポルシェサマのお情けか販売戦略の一環かは知りませんが、
幌とその場凌ぎ用のサイドウインドウはある訳です。
あろうがなかろうが「屋根ナシ」で走らぬことには
「根性ナシ」と叱られそうですが、
ひ弱なボクは有事に備えてサイドウインドウはいつも積んでおこう(コッソリ)。
が、
この「お凌ぎウインドウ」、使ってみてビックリ。その視認性のナサ・・・


ウーム・・・ホントに「晴れ」の日しか乗れないのか・・・
てな事を悩みながら、作業は進まず、
クルマは主治医のガレージに置きっはなしです。
梅雨が来る前には登録しなきゃ。
2006年01月21日
■ パイプカット ? <ステアリングシャフト>
この356をはじめて見たときから気になっていたこのステアリング・・・

なんでも、前のオーナーサンは大男だったそうで、
356のノーマルのステアリングホイル(かなり大径)のままだと腿肉が干渉してしまい、曲がりたいときに曲がれなくなることを恐れ、このレカラ(小径)に換えたそうです。
せっかくノーマルのステアリングもありますので、さっそく元に戻してみました。

「ウーン、カッコウイイ、シックリくる」と1枚記念写真を撮って
感慨深げに+ニヤついてハンドルを握ってみると、
ありゃ !?
指がダッシュパネルに当たるではありませんか ???
小径のレカラに換えたまでは良かったのですが、
ボスを装着した分、ステアリングの位置が手前に出てしまったために、
結局は運転し辛く、対策としてステアリングシャフトを切っちゃった。
と言っていたのを思い出し 蒼くなりました。

クリアランスは10mm弱。
細くて美しいと言われる(言われない)ボクの指でギリギリ。
ハンドルを切るたびに擦れて 皮が剥けそうです(>_<)。
指痩せするしかないかと 一瞬決意しかけましたが、
寒そうなこの屋根ナシグルマをドライブするにはグラブは必須で、
そうなるともうアウトです。アウト アウト ア・ウ・トォ !!
ウーン 「送りハンドル」でコーナー攻めるか・・・